過敏性腸症候群と肝臓
過敏性腸症候群の漢方の考え方では脾胃が大切だと考えられています。
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ただし、脾とは膵臓を表すことで少しややこしくなります。膵臓以外にももちろん肝臓も大切ですので、肝臓についても少し詳しく解説していこうと思います。東洋医学の肝と西洋医学の肝臓の意味は全く違います。肝臓の働きは西洋医学の中では、栄養素の対処や胆汁の精製、解毒の働きなどがあります。
漢方の考えでは加えて、ストレスを感じたときでも消化の働きをスムーズにする働きがあると考えられています。つまり肝臓が機能されていないと消化器に影響を及ぼし、過敏性腸症候群の原因になると考えられています。西洋医学ではストレスが臓器の働きをつかさどる自律神経に影響を及ぼします。そのような時でも、きちんと消化されるように指令しているのが肝臓だと考えられているのです。
この考え方にはもちろん賛否両論はあるかもしれませんが、ストレスを感じると人間は毒を出してしまいます。その毒を肝臓が解毒する作用がありますので、非常にストレスとは関係の深い臓器であることはたしかですし、過敏性腸症候群の時には消化機能全般が弱りがちになります。
過敏性腸症候群と肝臓が関係しているかどうかは医学的な解明はあまりわかっていませんが、深いかもしれません。過敏性腸症候群に対しての効果が見られますが、このように漢方には矛盾が見られる点があります。しかし、人体は非常に奥が深く、西洋医学のほうの理解が追いついていない状態かもしれません。私の場合は両方のいいところ、効果のあるところを中心に使い分けています。
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